2013年3月21日木曜日

マドリー選手たちの去就情報

メスト・エジル:

     メスト・エジル(24歳)は、レアル・マドリーとの契約延長、とりわけ給与アップを希望している。
     2010年夏にレアル・マドリーに加入した同選手は、現在、2016年夏までの契約を結んでいるが、ジョゼ・モウリーニョ監督の去就に関わらず、現在の契約を更新したいと考えている。
     昨シーズン、リーガトップのアシスト数(16)を記録したエジルは、今シーズンもここまでチームトップのアシスト(9つ。現在、セスクと並びリーガ3位タイ)を記録。先週末のマジョルカ戦の活躍が証明するように、今やレアル・マドリーに不可欠な選手となった。
     そこで、エジルの父親で代理人を務めるムスタファ・エジルは、クラブ幹部に契約延長、とりわけ給与のアップを要求している。
     しかし、クラブには給与所得400万ユーロという上限額があり、スペイン国内の経済危機により収入増を見込めない今、エジル側が希望する400万ユーロ以上の所得を保証できない可能性がある。(400万ユーロを超える額を受け取るのは、C・ロナウド、カカ、カシージャス、セルヒオ・ラモスなど一部の選手に限られている)
     とはいえ、クラブ側はエジルの放出は考えていないと伝え、エジル側の要求を受け入れる姿勢を示している。
*エジルの現在の給与所得は、推定300万ユーロ。
http://www.elconfidencial.com/deportes/liga-bbva/2013/03/19/ozil-pide-una-mejora-de-su-contrato-avalado-por-sus-numeros-y-su-rendimiento-117150/


イグアイン:
イグアインは、レアル・マドリーが自身との契約内容を改善してくれることを望んでいる。
現在、クラブと2016年夏まで契約を結ぶイグアインだが、昨シーズン終了時、イグアインの父親や代理人らは、モウリーニョ監督とクラブのエグゼクティブ・ディレクター、ホセ・アンヘル・サンチェスと会談を行い、ピッチ上での戦力としての評価、また金銭面での評価、この2点を確認。
このとき、モウリーニョ監督は、イグアインを戦力として計算していると言い、他クラブからのオファーは一切聞き入れるつもりはないと答えたと言う。それには、父親や代理人も当然納得した。
ただし、それだけ高い評価を受けているのであれば、金銭面にも反映されるべきだと考えており、今シーズン終了時、給与のUPについて両者で交渉が行われる見込みだ。
もっとも、モウリーニョ監督の去就が不透明な今、イグアインを取り巻く状況も約1年前と変わらないはずはない。
現在、イグアインは税抜後の所得で350万ユーロをクラブから受け取っているが、これは500万ユーロのベンゼマに遠く及ばない数字だ。クラブは、他の選手とのバランスを取りながら、イグアイン側が望む給与アップを検討することになる。
なお、もしもこれが成立することになれば、イグアインと結ぶ契約は2018年夏まで延長されることになる。
http://www.marca.com/2013/03/20/futbol/equipos/real_madrid/1363767863.html

シャビ・アロンソ:
       スペインのサッカー番組『プント・ペロータ』の司会者ジョセップ・ペドレロルは、シャビ・アロンソはレアル・マドリーと結んでいる20146月までの現行契約を全うするものの、契約延長はしないことをクラブに通達したと、同番組内で明らかにした。
       レアル・マドリーは今シーズン、シャビ・アロンソに対して2年の契約延長オファーを出していたが、すでに退団の意思を受け入れたという。
       クラブ関係者「彼の退団の意思が決定的なら、我々はそれを後押しする」
       ペドレロル「クラブは、シャビ・アロンソの模範的なプロフェッショナリズムを尊重し、他クラブへの売却のために、残り1年半になった契約の延長を迫ることもしない」
http://www.intereconomia.com/noticias-/punto-pelota/xabi-alonso-decidido-no-continuar-real-madrid-20130318


レアル・マドリーは、昨オフに続き、レアル・ソシエダのアシエル・イジャラメンディ(22歳)獲得に乗り出すという。昨オフ、レアル・マドリーは、同じくレアル・ソシエダのルベン・パルドと共に、獲得を試みた。しかし、レアル・ソシエダの要求する3000万ユーロに二の足を踏んだ。
とはいえ、シーズンが開幕してからもレアル・マドリーは特にイジャラメンディについてスカウティングを続け、今やモンタニエルサッカーに不可欠となったMFの獲得にゴーサインを出している。
ここまでイジャラメンディ獲得にこだわるのは、クラブからの契約延長打診に態度を保留しているシャビ・アロンソの後継者探しに早かれ遅かれ着手する必要があるからだ。
しかし、これはそれほど容易な使命ではない。なぜなら、シャビ・アロンソと同じようなフットボールのアイデアを持つ選手は他にいないからだ。
あるクラブ関係者は、「契約延長でOKというわけではない。彼のクローンを探すことが、焦点だ。ただ、彼のような選手はいないね」と語っている。
クラブが考える最適者はセルヒオ・ブスケッツ。しかし、宿敵からの引き抜きは、今や不可能に近い取引になっている。そこで、次にリストアップされているのが、イジャラメンディというわけだ。
レアル・ソシエダですでに1部通算50試合近くに出場しており、チーム戦術の肝となるポジションを託すのに格好の選手だとクラブは考えている。
他にも、クラブ執行部が獲得を検討する選手がいる。それが、セビージャの19歳MFコンドグビアだ。フィジカルが強く、ゲームのコントロール能力も高いフランスU21代表は、移籍金推定500万ユーロと安くつくことも大きな魅力となる。
イジャラメンディは昨年11月にレアル・ソシエダとの契約を2018年夏まで延長し、契約違約金は3000万ユーロにまで上昇している。また、バスク州出身者が歴史的に弾圧を受けてきた中央都市マドリーのクラブへ移籍することは、選手自身にとっても、また社会的な側面からも決して簡単なことではない。

http://www.elconfidencial.com/deportes/liga-bbva/2013/03/20/el-real-madrid-coloca-a-illarramendi-en-la-lista-de-sustitutos-de-xabi-alonso-117205/

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