2012年12月10日月曜日

セビージャ、負債解消のため、やむなく主力放出

先週水曜日(12月5日)、セビージャのクラブの株主総会が開かれ、クラブの逼迫する経営状況が明らかになった。

昨シーズンの年間予算9600万ユーロから、2100万ユーロ減少された今シーズンの予算だが、来シーズンはさらにその額を減らさざるを得ないという。

特に、セビージャが今シーズンも欧州カップ戦への出場権を取り損ねるようなことがあれば、放映権料収入減少などの理由により、1000~2000万の予算カットは避けられず、クラブは1600万ユーロの財源を何等かの方法によって埋め合わせなければいけない。

もっとも単純にして効率的な方法は、主力選手の売却。
例えば、ガリー・メデル、イヴァン・ラキティッチ、アルバロ・ネグレド、ヘスス・ナバスらの名前が挙げられる。

なかでも、戦力低下を最小限に抑えられるメデルの売却が、クラブ側の理想だとされている。
というのも、セビージャは今シーズンすでに、マドゥーロやコンドグビアと言った代役となりうる選手を獲得しており、例えば、ラキティッチやネグレドという選手を売却しても、また出費を強いられることになるからだ。

その他、若くて売却益の見込めるファシオ、ペロッティ、シシーニョあたりも、放出の可能性がないとも言えない。

いずれにせよ、復活を継げつつあるセビージャの13/14シーズンは、明るくないということだ。

http://www.estadiodeportivo.com/sevilla.php?id=35102



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