1990年代後半、レアル・マドリーやミランで金色の長い髪をなびかせ、そのエレガントな姿に"El Principe" (王子様)の異名を取ったフェルナンド・レドンド。
彼は、背番号「5」のイメージを一新したプレーヤーとしても有名です。
というのも、それまでアルゼンチンで背番号「5」と言えば、
伝統的に、チームの中心にして獰猛なエースキラー。
それまで華麗さとは無縁のポジションでしたが、
レドンドの登場によって、その後カンビアッソやフェルナンド・ガゴなどゲームメイクの達人たちが身につける番号へとその意味合いを変えさせたのです。
そんな彼にも息子がいました。その名は「フェルナンド・レドンド」。同名です。
そして今回、地元アルゼンチンの「ティグレ」というチームのプレシーズンで
わずか17歳ながら、トップチーム召集を受けたということです。
スペイン紙『AS』電子版が伝えたところによると、
(こちらも懐かしい・・・)現役時代はビジャレアルなどでプレーしたロドルフォ・アルアバレナ監督が先週、ユースで活躍するレドンドJr.の召集を決断。
このサプライズ召集に、アルゼンチン地元スポーツ紙「Ole(オレ)」が突撃インタビューを慣行したとのこと。
そのインタビューのなかで、レドンドJr.は、
トップチーム召集の連絡を受けた際の驚きと喜びを語り、
父親(フェルナンド・レドンド)からは
「とても嬉しいニュースだし、お前は自信を持って、そして楽しみなさい」とアドバイスされたそうです。
ちなみに、父親がエレガントなボランチだったのに対して、
Jr.の方は、「カカやリケルメがアイドルなんだ」とトップ下の選手であることを強調。
父親と比較されるのは、有名人の息子としての使命ですが、
そのプレーがこの先も注目されること確実です。
*写真は、フェルナンド・レドンド"Jr."。
http://www.as.com/futbol/articulo/hijo-redondo-hara-pretemporada-tigre/20120710dasdasftb_58/Tes
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