2012年5月24日木曜日

モウリーニョ、契約延長もその行く末は・・・

22日(火)、2016年まで2年の契約延長でクラブと合意した、レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督。
その交渉は、ちょうどグアルディオラ監督がバルセロナの監督を退任することを発表した4月27日(金)から始まり、わずか7日間で合意に至ったという。
とはいえ、これまで契約を満了したことのないモウリーニョ監督だけに、さらに4年の長期期間を”白い巨人”に捧げるという約束は、果たされることがないだろうというのが、一部メディアの見方だ。
気が早いとはいえ、すでに3つのタイミングでクラブ退団の可能性があると指摘する。

1.ポルトガル代表監督
今回のEURO代表監督についても、暫定的な形での就任オファーがあったとされるが、2014年W杯開幕までに、正式なポストをオファーされる可能性は十分にある。

2.フロレンティーノ・ペレス会長の退任
シーズン途中は退団の噂まで立ち上がったものの、一転して残留を決めることになった大きな要因に会長からの大きな信頼がある。とはいえ、”銀河系軍団”を作った同会長は、2013年で4年の任期満了を迎える。もしも、会長選で他の候補者が勝ち上がった場合、モウリーニョ監督は退任の可能性がある。

3.マンチェスターUからの誘い
ファーガソン監督の後継者No.1候補であることは、公然の事実。今季、無冠に終わったため、来季以降も”サー”が大ナタを振るうことは確実だが、数年先に事実上の引退宣言が起きたとしても不思議ではない。

なお、任期途中での契約違約金は2000万ユーロと言われているが、「2」の場合は、フリーでクラブを退団できることのこと。その他の場合も、より少ない金額でクラブを退団する可能性は十分にあるらしい。グアルディオラ監督が”不在”となったリーガで一人勝ちを収め、また欧州の王者への返り咲きを果たすことができるのか、より一層”スペシャル・ワン”の動向に注目が集まる。

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