元レアル・マドリーの、ホセ・マヌエル・グティエレス(通称:グティ)の現役引退がいよいよ現実味を帯びてきている。
今週火曜日、グティは、今季2シーズンぶりにプレミアリーグに復帰するウェストハムとの交渉に臨んだが、契約には至らなかった。
また、かねてから噂されていたカタールのクラブからは、具体的なオファーがなかったようだ。
選手本人はこの状況を憂い、スペイクを脱ぐのが最良の選択だという考えに傾きつつある。
2011年11月15日に、トルコのベシクタシュと契約解除してからピッチに立っていないグティ。
ベジクタシュ退団直後には、自身のツイッター上で次のようにもつぶやいていた。
グティ「今後、スペインや欧州でプレーすることはないだろう。これからもプロ生活を続けるとすれば、アジアの国になるだろう」
そして、先月の28日、スペイン『AS』紙に対し、現在の正直な心境を明かしていた。
「あと2年は現役を続けたい。でも、これまでのようにそう簡単に物事は進んでいない。今後10日ほどで、全てが明らかになるだろう」
しかし・・・「天才」と言われた男に追い風が吹くことはなかった。
なお、上記のインタビュー時、『AS』に対して、現役引退後のプランについてこんな風に告白している。
「監督養成コースを受講したい。バルデベガス(レアル・マドリーの練習施設)なら、うってつけだろうね」
この10月に36歳となるグティはこれまで、公式戦通算582試合(レアル・マドリー:542試合、ベシクタシュ:40試合)に出場し、89ゴール(レアル・マドリー:77ゴール、ベシクタシュ:12ゴール)を記録。
プロデビューは、1995年12月2日、対セビージャ戦、19歳のときだった。
以降、レアル・マドリーでは15シーズン、そしてベシクタシュでは1年半の在籍歴がある。
なお、ラウール以上の才能があると言われながら、素行の問題や不安定なプレーぶりから、トータルキャリアのわずか47%の出場時間しか、ピッチ上に立てなかったというデータもある。
獲得タイトルは、
5度のリーガ、3度のCL、2度のトヨタカップ、1度の欧州スーパーカップ、4度のスペインスーペルコパ、1度のトルコカップ。
http://www.as.com/futbol/articulo/guti-ha-decidido-dejar-futbol/20120712dasdaiftb_37/Tes
2012年7月12日木曜日
2012年7月11日水曜日
レドンドの息子がトップチームへ
1990年代後半、レアル・マドリーやミランで金色の長い髪をなびかせ、そのエレガントな姿に"El Principe" (王子様)の異名を取ったフェルナンド・レドンド。
彼は、背番号「5」のイメージを一新したプレーヤーとしても有名です。
というのも、それまでアルゼンチンで背番号「5」と言えば、
伝統的に、チームの中心にして獰猛なエースキラー。
それまで華麗さとは無縁のポジションでしたが、
レドンドの登場によって、その後カンビアッソやフェルナンド・ガゴなどゲームメイクの達人たちが身につける番号へとその意味合いを変えさせたのです。
そんな彼にも息子がいました。その名は「フェルナンド・レドンド」。同名です。
そして今回、地元アルゼンチンの「ティグレ」というチームのプレシーズンで
わずか17歳ながら、トップチーム召集を受けたということです。
スペイン紙『AS』電子版が伝えたところによると、
(こちらも懐かしい・・・)現役時代はビジャレアルなどでプレーしたロドルフォ・アルアバレナ監督が先週、ユースで活躍するレドンドJr.の召集を決断。
このサプライズ召集に、アルゼンチン地元スポーツ紙「Ole(オレ)」が突撃インタビューを慣行したとのこと。
そのインタビューのなかで、レドンドJr.は、
トップチーム召集の連絡を受けた際の驚きと喜びを語り、
父親(フェルナンド・レドンド)からは
「とても嬉しいニュースだし、お前は自信を持って、そして楽しみなさい」とアドバイスされたそうです。
ちなみに、父親がエレガントなボランチだったのに対して、
Jr.の方は、「カカやリケルメがアイドルなんだ」とトップ下の選手であることを強調。
父親と比較されるのは、有名人の息子としての使命ですが、
そのプレーがこの先も注目されること確実です。
*写真は、フェルナンド・レドンド"Jr."。
http://www.as.com/futbol/articulo/hijo-redondo-hara-pretemporada-tigre/20120710dasdasftb_58/Tes
彼は、背番号「5」のイメージを一新したプレーヤーとしても有名です。
というのも、それまでアルゼンチンで背番号「5」と言えば、
伝統的に、チームの中心にして獰猛なエースキラー。
それまで華麗さとは無縁のポジションでしたが、
レドンドの登場によって、その後カンビアッソやフェルナンド・ガゴなどゲームメイクの達人たちが身につける番号へとその意味合いを変えさせたのです。
そんな彼にも息子がいました。その名は「フェルナンド・レドンド」。同名です。
そして今回、地元アルゼンチンの「ティグレ」というチームのプレシーズンで
わずか17歳ながら、トップチーム召集を受けたということです。
スペイン紙『AS』電子版が伝えたところによると、
(こちらも懐かしい・・・)現役時代はビジャレアルなどでプレーしたロドルフォ・アルアバレナ監督が先週、ユースで活躍するレドンドJr.の召集を決断。
このサプライズ召集に、アルゼンチン地元スポーツ紙「Ole(オレ)」が突撃インタビューを慣行したとのこと。
そのインタビューのなかで、レドンドJr.は、
トップチーム召集の連絡を受けた際の驚きと喜びを語り、
父親(フェルナンド・レドンド)からは
「とても嬉しいニュースだし、お前は自信を持って、そして楽しみなさい」とアドバイスされたそうです。
ちなみに、父親がエレガントなボランチだったのに対して、
Jr.の方は、「カカやリケルメがアイドルなんだ」とトップ下の選手であることを強調。
父親と比較されるのは、有名人の息子としての使命ですが、
そのプレーがこの先も注目されること確実です。
*写真は、フェルナンド・レドンド"Jr."。
http://www.as.com/futbol/articulo/hijo-redondo-hara-pretemporada-tigre/20120710dasdasftb_58/Tes
2012年7月4日水曜日
エジルに課せられた宿題
来季こそは、CL制覇を達成するために、
モウリーニョ監督はこの夏、選手1人1人に課題(宿題)を与えているようです。
先に紹介したシャヒンに続き、
今回の対象は、EUROベスト4で涙を呑んだメスト・エジル(ドイツ代表)。
課題はずばり、「得点力のUP」です。
EUROでは、準決勝イタリア戦でのPKによる1得点のみに終わった同選手。
モウリーニョ監督は、元来持っているパスセンスを評価しているものの
ゴール前でより決定的な仕事が出来るよう、改善を要求しているとのこと。
ちなみに、同選手は昨季、レアル・マドリーの公式戦では6ゴール。
*その前年は、公式戦10ゴール
チームがさらなる進化を目指すのであれば、彼のゴール数増加は欠かせないのです。
では、どのようにその課題に向き合えばいいのか?
『Marca』のウリセス・サンチェス・フロール記者は、次のように意見を述べています。
「解決策の1つに、よりアグレッシブに、エゴイスティックにプレーすることが考えられる。
もちろん、今の彼のプレーに責めるべき要素はない。
しかし、まだまだ動きの鋭さを改善することができる。
何もこの件はモウリーニョ監督だけが要求しているのではない。
代表の指揮官、ヨアヒム・レーヴ監督も同じことを求めている」
昨季リーガのアシスト王(メッシの16アシストを上回る、17アシスト)であるように、
そのパスセンスが唯一無二であることは証明されています。
ただし、現状、クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアインの
トリオへの依存度が高い得点能力について、エジルの成長が不可欠だというわけです。
なお、現在マドリーが獲得交渉中のモドリッチ(トッテナム)について、
前述のフロール記者は、獲得の意図を次のように説明しています。
「彼は、シャビ・アロンソやケディラとペアを組むこともできるし、その一列前でもプレーできる。
それは、エジルへ“ポジション争い”という刺激を与える効果もある。
モウリーニョ監督は誰一人として、息を抜くことを許さないし。
今回はエジルへのその矛先が向けられているのだ」
白い巨人の「10」番を背負う“魔法使い”が、さらに一皮むける姿に期待です。
http://www.marca.com/2012/07/03/futbol/equipos/real_madrid/1341305781.html
モウリーニョ監督はこの夏、選手1人1人に課題(宿題)を与えているようです。
先に紹介したシャヒンに続き、
今回の対象は、EUROベスト4で涙を呑んだメスト・エジル(ドイツ代表)。
課題はずばり、「得点力のUP」です。
EUROでは、準決勝イタリア戦でのPKによる1得点のみに終わった同選手。
モウリーニョ監督は、元来持っているパスセンスを評価しているものの
ゴール前でより決定的な仕事が出来るよう、改善を要求しているとのこと。
ちなみに、同選手は昨季、レアル・マドリーの公式戦では6ゴール。
*その前年は、公式戦10ゴール
チームがさらなる進化を目指すのであれば、彼のゴール数増加は欠かせないのです。
では、どのようにその課題に向き合えばいいのか?
『Marca』のウリセス・サンチェス・フロール記者は、次のように意見を述べています。
「解決策の1つに、よりアグレッシブに、エゴイスティックにプレーすることが考えられる。
もちろん、今の彼のプレーに責めるべき要素はない。
しかし、まだまだ動きの鋭さを改善することができる。
何もこの件はモウリーニョ監督だけが要求しているのではない。
代表の指揮官、ヨアヒム・レーヴ監督も同じことを求めている」
昨季リーガのアシスト王(メッシの16アシストを上回る、17アシスト)であるように、
そのパスセンスが唯一無二であることは証明されています。
ただし、現状、クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアインの
トリオへの依存度が高い得点能力について、エジルの成長が不可欠だというわけです。
なお、現在マドリーが獲得交渉中のモドリッチ(トッテナム)について、
前述のフロール記者は、獲得の意図を次のように説明しています。
「彼は、シャビ・アロンソやケディラとペアを組むこともできるし、その一列前でもプレーできる。
それは、エジルへ“ポジション争い”という刺激を与える効果もある。
モウリーニョ監督は誰一人として、息を抜くことを許さないし。
今回はエジルへのその矛先が向けられているのだ」
白い巨人の「10」番を背負う“魔法使い”が、さらに一皮むける姿に期待です。
http://www.marca.com/2012/07/03/futbol/equipos/real_madrid/1341305781.html
2012年6月22日金曜日
戦力外選手たちの長い夏 (レアル・マドリー)
EUROの熱狂をよそに、静かに進む移籍市場。
とはいっても、欧州危機により銀行の倒産を避けるのに必死なスペインでは、
気前の良い話は聞こえてこない。
また、どのクラブも財務省への多額の負債があり、
それが解消されないようであれば、リーグへの登録抹消というペナルティを食らうという法律も
昨季終了直前に議会で可決されたばかりだ。
サポーターに夢を与える選手リストを眺めるよりも、
財務指標を片手にソロバンを弾く上層部の姿が目の前に浮かぶ。
また、選手たちも出場機会と給与とを天秤にかけて、
決して長くはない今後の選手キャリアについて、思案を巡らす。
昨季、4シーズンぶりのリーグ優勝を飾ったレアル・マドリーでは、
2016年まで契約を延長したモウリーニョ監督のスタメン固定化がしばらく続くことが明らかで、
この夏も控え選手たちの長いオフが予想されている。
すでに、ガゴ(昨季セリエAのローマへレンタル)、
ラッサナ・ディアラ、アルティントップ、リカルド・カルヴァーリョの4人は
クラブから戦力外を言い渡されているが、現時点でその後の身の振り方をはっきりさせつつあるのは、前者2人だけだ。
彼らは、クラブとの契約を残り1年残しているが、
チームのプレシーズン開始(7月15日)までに、
クラブとの契約解消を実現させたいと希望している。
これにより、他クラブとの移籍交渉を容易にし、
より条件の良い新契約を勝ち取ることが可能になるからだ。
一方で、クラブは彼らの希望をただ黙って鵜呑みにすることはない。
移籍市場がクローズするまでにまだ2ヶ月もあり、
それまで少しでも満足のいくオファーを待つというのが、
少なくない投資をした者としての最低限の使命だ。
とはいえ、モウリーニョ監督は昨シーズンもそうであったように、
戦力とみなさない選手については、キャンプに動向させないことも厭わないため
クラブ側は、そう遠くないうちに何らかの解決策を提示する必要がある。
クラブ~代理人~選手の3方向が納得いく形を見出すことが
かなり難解なことであると分かっているにも関わらず・・・
移籍金を下げてオファーを待つのか、
はたまた契約を解除し、戦力の整理を早めに進めるのか、
注目されるところです。
*ちなみに、リカルド・カルヴァーリョに関しては、
34歳の高年齢に、昨季ほとんど試合に出なかったという低実績があるため、
レアル・マドリー加入時の800万ユーロを、幾らか回収できるだけでもマシなのかもしれません。
http://www.marca.com/2012/06/21/futbol/equipos/real_madrid/1340276400.html
とはいっても、欧州危機により銀行の倒産を避けるのに必死なスペインでは、
気前の良い話は聞こえてこない。
また、どのクラブも財務省への多額の負債があり、
それが解消されないようであれば、リーグへの登録抹消というペナルティを食らうという法律も
昨季終了直前に議会で可決されたばかりだ。
サポーターに夢を与える選手リストを眺めるよりも、
財務指標を片手にソロバンを弾く上層部の姿が目の前に浮かぶ。
また、選手たちも出場機会と給与とを天秤にかけて、
決して長くはない今後の選手キャリアについて、思案を巡らす。
昨季、4シーズンぶりのリーグ優勝を飾ったレアル・マドリーでは、
2016年まで契約を延長したモウリーニョ監督のスタメン固定化がしばらく続くことが明らかで、
この夏も控え選手たちの長いオフが予想されている。
すでに、ガゴ(昨季セリエAのローマへレンタル)、
ラッサナ・ディアラ、アルティントップ、リカルド・カルヴァーリョの4人は
クラブから戦力外を言い渡されているが、現時点でその後の身の振り方をはっきりさせつつあるのは、前者2人だけだ。
彼らは、クラブとの契約を残り1年残しているが、
チームのプレシーズン開始(7月15日)までに、
クラブとの契約解消を実現させたいと希望している。
これにより、他クラブとの移籍交渉を容易にし、
より条件の良い新契約を勝ち取ることが可能になるからだ。
一方で、クラブは彼らの希望をただ黙って鵜呑みにすることはない。
移籍市場がクローズするまでにまだ2ヶ月もあり、
それまで少しでも満足のいくオファーを待つというのが、
少なくない投資をした者としての最低限の使命だ。
とはいえ、モウリーニョ監督は昨シーズンもそうであったように、
戦力とみなさない選手については、キャンプに動向させないことも厭わないため
クラブ側は、そう遠くないうちに何らかの解決策を提示する必要がある。
クラブ~代理人~選手の3方向が納得いく形を見出すことが
かなり難解なことであると分かっているにも関わらず・・・
移籍金を下げてオファーを待つのか、
はたまた契約を解除し、戦力の整理を早めに進めるのか、
注目されるところです。
*ちなみに、リカルド・カルヴァーリョに関しては、
34歳の高年齢に、昨季ほとんど試合に出なかったという低実績があるため、
レアル・マドリー加入時の800万ユーロを、幾らか回収できるだけでもマシなのかもしれません。
http://www.marca.com/2012/06/21/futbol/equipos/real_madrid/1340276400.html
2012年6月18日月曜日
ヌリ・シャヒンは変貌を遂げられるか?
4シーズンぶりの優勝を飾り、“王位復権”を強く印象づけたレアル・マドリーにあって、
新加入選手たちの貢献の低さは、唯一の“汚点”とスペインメディアも酷評。
その筆頭株のヌリ・シャヒンは、早くも売却の噂が立つなか、
一足先に(個人的な)プレシーズンをスタートさせているそうだ。
ドルトムントから鳴り物入りで加入した昨季は、
プレシーズンで2度にわたる膝の怪我などで、
出鼻をくじかれたままシーズンを終えたことから、
今季は、いかに早い段階で他のチームメイトと同じフィジカルコンディションを整えるかが、
活躍の鍵となる。
よって、現在、モウリーニョ監督とルイ・ファリアコーチが考案したトレーニングメニューを
選手本人が信頼の置くフィジカルトレーナーとこなしているという。
その内容は、主に大腿四頭筋の強化。
怪我により弱くなった膝の靭帯への負担を軽減するためだ。
毎日、ランニングやジムでのトレーニングの他、
テニスなど他のスポーツも取り入れての体作り。
また、母国アンタルヤでの休暇中も、
砂浜でのトレーニングを欠かさないなど、
1シーズンまるまるを棒に振った昨季の借りを返さんとする
ひた向きな姿がメディアに取り上げられている。
なお、トルコはEURO本大会への出場を取り逃したため、
リーガが終了した5月16日から実質的な“夏のバカンス”は始まっているが、
選手本人は、EURO開幕直前の国際親善試合4試合終了以降も、
オフを削ってまで、継続的なトレーニングに励んでいるそうだ。
これは、奇しくも昨季オフのベンゼマの姿と重なる。
モウリーニョ監督から大きな期待を寄せられたフランス代表プレーヤーは、
昨夏、クラブOBでもあるジダン氏が推薦する個人トレーナーの指導を経て、
その才能を開花させた。
果たして、香川と共にブンデスリーガを席巻した司令塔の変貌はあるのか。
「来季はCLを狙う」と公言した指揮官の期待に今度こそ応えなければならないだろう。
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