2014年3月6日木曜日

J1 第1節 鳥栖vs徳島

0-5で敗れた四国初のJ1チーム、徳島。
この結果については悲観せざるを得ないかもしれない。

だが、ファーストインプレッションを言えば、「鳥栖が非常に良かった」とも言える。
数名を補強しているにも関わらず、違和感なくチームに馴染んでおり、
昨シーズンのハードワークに、+ポゼッションが加わっている。
いよいよ、ユン・ジョンファンのやりたいサッカーを表現できる戦力が整ってきたのだろう。
最前線が得点を取れれば、昨季の新潟並みの快進撃を収める可能性を秘めている。

さて、徳島。
結果論だが、ある意味「J1」を知る選手たちがいる分、
構えてしまった部分があったかもしれない。
「イケイケで玉砕」。「たられば」ではあるが、もしかしたらそういう気持ちもどこかで必要だっただろう。

小林監督の「落ち着け、行こうよ、回せるよ」という声が何度も集音マイクを通して伝わってきたことが、
この試合の一番の象徴だったように思う。

この大敗を受けて考えるべきは、
どういうストロングポイントを構築して、この1年を生き残っていくのか。
当然、キャンプからそういう意識を持って臨んでいるだろうが、
例えば、後半途中から投入されたレアンドロの扱いをどうするのか、
それは1つのキーポイントになる。

兄レアンドロとほぼ同じプレースタイルを持つ弟は、
ボールを預ければ縦への推進力もそれなりにあり、「カウンター」にはうまく活かせる。

加入して間もないため、連携のこともあるだろうし、守備のことも考えなければいけないが、
彼を中心としたチーム作りを早く進めてみたいとは思った。
(当然、彼自身にもハードワークを求めつつ)

もちろん失敗に終わったときの、レアンドロに対する風当たり
新加入選手が故の難しさ、等々あるが
長いようで短いシーズンを生き残るには、一考に値すると感じた次第。

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