2013年3月14日木曜日

デシャン監督「バランはフランス代表の未来だ」

フランス代表監督のディディエ・デシャンは、次のW杯予選2試合(22日ギリシャ戦、26日スペイン戦)の代表召集メンバーに、レアル・マドリーのラファエル・バラン(19歳)を召集する可能性を示唆した。

正式メンバーは、現地15日(金)に発表される予定だが、フランスラジオ局『RMC』に次のように話している。

「バランはフランス代表の未来だ。明日、そして半年、来年とメンバーに含まれるだろう」

デシャン監督は、19歳にして並外れた成熟度を誇る同DFの活躍を称賛するも、フランス代表デビューには慎重な見方を示している。

「バルセロナとのクラシコ2試合、そしてCLマンチェスターU戦と、3つの大舞台を経験した。今シーズン開幕当初はそれほど出番がなかったが、1月以降、プレー機会を増やし、今やレアル・マドリーのレギュラーだ。19歳の選手にしては、普通のことではない。十分なクオリティーを持っていることの証だ」

デシャン監督はこれまで、昨年10月、そして今年の2月の親善試合にバランを召集したが、怪我などもあり、デビューには至っていない。

http://www.abc.es/deportes/futbol/20130313/abci-deschamps-varane-mundial2014-201303131903.html


2013年3月13日水曜日

『カント・デル・バルサ』をお祝い


デポルティーボ戦の試合開始前、バルセロナのクラブソング「カント・デル・バルサ」の作詞者&作曲者の功績を称えるセレモニーが行われ、唯一生存中のジョセップ・マリア・エスピナ氏(86歳)が人生で初めてカンプ・ノウのピッチに足を踏み入れた。

19741127日、カンプ・ノウで初めて同曲が披露されて以来39年に渡って歌い継がれてきた「カント・デル・バルサ」は、クラブ75周年記念式典に合わせて作成され、当時のアグスティ・モンタル会長指示のもと、エスピナ氏とジャウメ・ピカス氏の2人が作詞を担当し、マヌエル・パルス氏が旋律を付けたものだった。

なお、現在、同新聞でコラムニストを務めるエスピナス氏ほか、ピカス氏とパルス氏の両氏とも、クラブから一切の著作権料を受け取っておらず、クラブはこのセレモニー開催によって、これまでの“ツケ”を支払ったことになる。

エスピナス氏は、ピッチの上でマイクを手にとり、「『カント・デル・バルサ』が、世界中に、バルセロナという偉大なクラブを、そしてカタルーニャを知らしめたのです」と述べ、またこの日カンプ・ノウに訪れていたデポルティーボサポーターからの声援に対しても、同応援歌の歌詞の一部「Tots units fent força1つになれば恐れるものはない)」を引用し、感謝の意を表した。

http://www.elperiodico.com/es/noticias/deportes/espinas-cant-del-barca-representa-catalunya-todo-mundo-2336330

2013年3月11日月曜日

バルサに欠けているリーダー

バルサの急落を受けて、元選手や監督、そして各分野の専門家がその原因を分析している。

ペップ・マリ (スポーツ心理学者):

この世界に入ってほぼ25年。現在はバルセロナにあるスポーツ心理センターのセンター長を務めているその分野のエキスパート。

「バルセロナには、リーダーがおらず、自分の能力に自信が持てていないのです。ビラノバ監督の不在は、周囲からの批判にさらされる今だからこそ、影響を与えているのです」

「チームの一体感を高めるために、ローテーションが有効になるかもしれません。選手全員を同じレベルに揃えることではありません。それは、不可能なことですし、良くないことです。しかし、自分の存在が重要なのだと感じるはずです。また、複数の戦術を採用すべきです。効果があるでしょうし、そうでなくても悪い所が見えてきます。辞書を引くと「自信」の対義語は「不安」です。スポーツの世界でそれは悪にあたります。また、リーダーシップは不可欠です。もちろん、距離が離れていても、練習は観察できますが、その場でチームを先導することはできません。チームから躍動感がなくなていきます。ジョルディ・ロウラ監督代行は、アシスタントコーチの役回りを捨て、チームのリーダーとして振る舞うべきです。そのためにクラブは相応のポストを与えるべきでしょう。そうすれば、ロウラ自身も努力し、そして選手も彼を助けようとするはずです。試合中に何度も電話を受けていれば、リーダーシップを発揮できないのは当然です」

オリベル・マルティネス(スポーツ心理学者):


スポーツ心理学に携わって17年。
現在は、プリメーラやセグンダでプレーする選手数人をクライアントに抱え、監督への助言も行っている。
ロセイ会長は、ビラノバ不在からひと月経ったころに、ビラノバ監督の不在の影響を指摘したが、同氏の見解は異なる。

「そういうことではありません。もちろん、ビラノバ監督の不在は大きいですが、周囲から批判にさらされているからこそ、そう感じるのです。単に、重要な試合が重なったからこそ、そう思うのです。例えば、グラナダやサラゴサとミランやレアル・マドリーは別物です。それに、チーム内の役割は完全に分業制であり、バルサ自体が何年も前から研究されてきたチームであることもポイントです」

「周囲からは、集中力やアグレッシブさの欠如を指摘されていると思いますが、何もバルサは試合に勝つことを放棄しているとは思いません。だから、自信が崩れているという話ではないと考えています」

「リーダーが不在である今、チーム内で強化を図らなければいけません。キャラクターの際立つ選手が何人もいるわけですから、チャビ、プジョル、ピケ、マスチェラーノらがチームを引っ張っていく必要があります」

セスコ・エスパル(04~07まで、バルセロナのハンドボールチーム監督):

リーダー不在のバルサが機能するにはどうすれば良いか、と尋ねられるとエスパルは間髪入れずに次のように答えた。

「監督のポストを欠くわけにはいきません。そこは選手では穴埋めできません。リーダーシップを振る舞うことと、練習を指揮することは別物ですからね。解決策としては、ロウラが正式な監督の座に座り、誰かがその彼をサポートすることです。グアルディオラが監督だった4年間はビラノバがアシスタントを務め、今シーズンから、ビラノバが監督に昇格すると、ロウラがアシスタントのポストに入りました。しかし、今はロウラ1人しかいません。ロウラを支える人が必要です」

なお、ここ数日は選手たちから、「とてもやる気になっている」という旨の発言を聞くことが多いが、エスパルは額面通りにこれを受け取っていない。

「普段以上のやる気をもって試合に臨むことが解決を導いてはくれません。この言葉はつまり、『しばらく、強度の高い練習をしていなかった』ということの裏返しです。むしろ、この言葉を聞ければ、問題ないと判断できあす。この言葉こそ、表に出てくるべきなのです。強度の高い練習にもう一度取り組まなければいけません。なぜなら、ここ数試合はダイナミズムが低下しているのが明らかですし、それは全て日々の練習が発端となっているからです」

選手たちがもっと責任感を持つべきか?という質問に対して、エスパルははっきりとこう答えた。

「選手たちには、監督の役割を務めることはできませんし、それを求める必要はありません。彼らの役割はプレーすることで、チームを調整することではありません。彼らはそのやり方を知らないのです」

http://www.marca.com/2013/03/09/futbol/equipos/barcelona/1362824657.html


2013年3月8日金曜日

バレンシア、バルベルデ監督との契約延長へ

今季途中からバレンシアの指揮をとるエルネスト・バルベルデ監督の続投がまもなく成立しそうだ。
少なくとも、バレンシア陣営はその手ごたえを掴んでいる。マヌエル・ジョレンテ会長ほか、スポーツディレクターのブラウリオ・バスケスも、バルベルデ監督続投を確信している。

実際のところ、契約延長に関する話し合いは、順風満帆というわけではなかった。
クラブを取り巻く緊張状態に、バルベルデ監督は回答までに熟考の時間を取ったのだ。
しかし、当初心のなかにあった不安や疑念は少しずつ取り除かれてきたようで、今週にも両者が契約延長で合意する見込みだ。

明日中にも、バルベルデ監督の代理人、イニャキ・イバネスがジョレンテ会長とブラウリオスポーツディレクターとの交渉の場につき、最終確認を行うものとみられる。

バレンシア陣営には、バルベルデ監督続投に歓迎ムードが漂っている。
クラブは最高レベルのプロジェクトを用意し、またバルベルデ監督が望む戦力補強を叶えることができると考えている。クラブはすでに、数度に渡って来季以降の戦力について監督との話し合いを済ませており、バルベルデ監督の意見もヒアリング済みだ。

すでに戦力の見通しははっきりしている。
就任以降、バルベルデ監督は首脳陣やファンに対して、その考えをはっきりと提示しており、その態度を保留にしている選手はいない。バルベルデ監督は続投への信頼を勝ち取り、今後1~2年で自分の色を出していくことになる。

http://www.marca.com/2013/03/07/futbol/equipos/valencia/1362651529.html


今季終了までの契約で就任したバルベルデ監督は、今季限りでビルバオを退団することが濃厚なビエルサ監督の有力な後任候補だったが、ビルバオ陣営は、現在ビルバオ・アスレティク(Bチーム)で指揮をとるジガンダにバトンを引き継がせようと考えている。

http://www.superdeporte.es/valencia/2013/03/08/llorente-braulio-son-optimistas-renovacion-valverde/190342.html

2013年3月7日木曜日

アルベルダ「バレンシアでずっとプレーしてきて誇りに思う」

「おそらく、これがバレンシアでの最後のCLだろうね」

幾ばくかの郷愁に浸りながら、チームキャプテンのダビド・アルベルダはパルク・ド・フランスでTVカメラを前に答えた。

「こうした強豪クラブとの戦いに、僕の力を必要としてくれるのは特別なことだ。キャリアの大半をバレンシアでプレーできて、非常に恵まれたと思っている」

この日、人生の大半を過ごしてきたバレンシアで、最後の欧州カップ戦となる可能性もあったため、アルベルダは、両親、そして妻をパリに連れてきていた。しかし、もちろん本心は、この試合をラストマッチにするつもりはなかった。

「逆転での勝ち抜けを期待していた。チームは、偉業を成し遂げたいと思っていた。実際、良い試合はできたけど、勝ち抜けには不十分だった」

アルベルダは軽く笑顔を見せながら、試合を振り返った。
アルベルダにとって、この日のPSG戦は、CL通算64試合目。これは、元GKサンティアゴ・カニサレスの持つクラブのCL出場記録65試合にあと、1試合と迫るものだった。
1stレグでの痛い敗戦が尾を引き、大会での敗退を余儀なくされたことが、残念ながら、記録更新への可能性を小さくしてしまった。

「残念だね。PSGとのレベルの差は、それほど大きくなかったように思えたからね。ただ、2試合トータルで相手が上手だったのさ。ただ、フットボールには良い日も悪い日もある」

また、PSGとの決定的な差“経済力”を、避けては通れないと語っている。

「今や、彼らはとても大きなクラブになった。ただ、精一杯やっての敗戦だ。勝ち抜けが難しい状況にもかからわず、よくやった」

そして、来シーズン以降のチームの幸運を願いつつ、悔しさもにじませている。

「この先、チームメイトたちがずっと上まで勝ち進めることを願っている。この先数年も、この舞台に立ってほしいし、勝利を収めていってほしい。今は、ガッカリしている。もっと上位まで勝ちあがれたと思っているからね」

欧州カップ戦出場数では、クラブ歴代1位の記録を持つアルベルダ。
バレンシアでは、CL:64試合、UEFA杯:31試合、欧州スーパー杯:1試合、インタートト杯:5試合の計101試合に出場した。

「今僕の頭のなかには、日曜日の試合しかない。それだけだ」

90~95%の確率で今シーズン終了後にバレンシアを退団すると、先に明言しているアルベルダの次なる目標。それは、来シーズンのCL出場権獲得をチームにもたらすことだけだ。

http://www.superdeporte.es/valencia/2013/03/07/albelda-orgulloso-haber-jugado-vida-valencia-cf/190253.html

懐かしの選手たちに関するニュース ~ロナウド、オルテガ、フラン~

ロナウドの息子、格闘家を目指す  by SPORT

“親子鷹”が流行りつつあるサッカー界で、元ブラジル代表ロナウドの息子は、「格闘家」への道を歩みたいと周囲を驚かせているという。

現在、ブラジルでは、
ロマーリオの息子=ロマリーニョ、リバウドの息子=リバルディーニョ、ベベトの息子=マテウスらが、そしてスペインでは、マジーニョの息子=チアゴ・アルカンタラとラフィーニャ・アルカンタラらが、それぞれ偉大な父親の跡を追うように、サッカー選手として活躍している。

が、13歳にして身長180cmの息子=(名前は同じ)ロナウドは、格闘家へと邁進中。
少し前には、父親同様、お腹周りがぷっくりとした少年だったが、肉付きの良い体を手に入れたとのこと。サッカーでは、DFでプレーしていたそうだが、母親の勧めもあって、畳の上に自分の未来を賭けるということだ。

http://www.sport.es/es/noticias/resto-del-mundo/hijo-ronaldo-quiere-ser-luchador-2333092


オルテガ、引退試合にメッシを招待   by MundoDeportivo

90年代後半、小気味の良いドリブルで「マラドーナの後継者」とも評されたアリエル・オルテガが、
今年6月末に開かれる自身の引退試合にバルセロナのメッシを招待したいという希望を明らかにした。

古巣リーベルプレートのホームスタジアム、エル・モヌメンタルで行われる試合について、オルテガは、「招待するつもりだ。その日のスケジュールが空いてればいいね。きっと彼も参加したいはずだよ」と地元メディアに話している。

オルテガ「エル・モヌメンタルでの引退試合は、6月の最終週になる予定だ。スタジアムが満員になってほしいね」
「引退試合なんて、信じられないだろうね。その日が近づいてきたら、寝られなくなるだろう。正直、想像できないんだ。僕の引退試合があるなんてね。考えてなかったよ」

http://www.mundodeportivo.com/20130306/fc-barcelona/messi-homenaje-leo-messi-ariel-ortega_54369043514.html

フラン、息子のバルサ入りを認める   MundoDeportivo

元デポルティーボのフラン・ゴンサレスが、カタルーニャのラジオ局に対し、息子のバルサ入りを認めた。

フラン「何の問題もないだろう。妻もバルセロナ行きに賛成だし、息子もバルサ入りを歓迎している。何の問題も起こらないといいね。息子は楽しみにしている。バルセロナは息子のお気に入りでもある。あとは、スーツケースに荷物を積めて、家族みんなで引っ越しするだけだ」

なお、1stレグを0-2で負けたCLミラン戦について、フランは次のように答えている。
フラン「バルサは世界最高のチームだ。1stレグで躓いたとしてもね。逆転しなければいけない状況だけど、きっと彼らならやってくれると思っている」

http://www.mundodeportivo.com/20130306/fc-barcelona/fran-barca-deportivo_54369044624.html

2013年3月6日水曜日

バルサ崩落を分析

バルサの歯車は狂い、圧倒的な支配力が影を潜めている。
2日(土)リーガでのクラシコで、ここ4試合で3敗目を喫し、誰もその突然の凋落を説明できないままだ。リーガでの勝ち点差10以上ということ、またCLミラン戦まで10日の猶予があること、それがせめてもの慰めになっている。

治療を受けるビラノバ監督のことや、代わりに全力を尽くしてチームの指揮をとるロウラ監督代行のことを考えれば、選手たちがこの状況に奮起し、歩みを止めることなく、責任あるプレーを見せることは予想さえたはずだった。
しかし、今のところ、それは全く表に表れていない。むしろ、その凋落に歯止めが効かない状況に陥っている。

マドリーへ遠征に向かう前日の記者会見で、ティト・ビラノバ監督について質問されたジョルディ・ロウラ監督代行は、ほとんど泣きそうな表情だった。なにもこれがビラノバ監督に関して初めて質問を受けるだけではない。この手の質問は反日常であり、ロウラ監督代行にしても、常に「問題ない。回復途中だ。辛い状況にあるのは確かだが、これを乗り越えているところだ」と応えている。しかし、その答えと涙もろさはほとんど同居しているようなものだ。友人が何千キロも離れた場所で、癌と戦っている。それが、辛いことだというのは間違いない。

1-2の敗戦後、チームのポフォーマンスに満足していると答えたロウラ監督代行の言葉は、また1つ困難な状況を乗り越えたことを示唆していたが、結局、手にしたものはなかったというのが事実だ。

現在、バルセロナが抱える問題はロウラ監督代行に起因するものではない。
しかし、解決策がないのも確かなことだ。

彼は、監督としての権限がなく、メンバー選考にも影響力を発揮しない。
ビラノバがいつチームに復帰するかは未定だが、今シーズンのバルサを左右するCLミラン戦までに戻ってこられないのはほぼ確実だ。
ロウラは助けを必要としているし、とりわけ選手たちの援護を求めている。
バルサは今こそ戦わなければならない。問題なのは、守備。いや、攻撃。いや、全てなのだ。

現在、バルサは公式戦13試合連続失点中で、3月の時点で過去4シーズンのいずれの失点数よりも多い失点を喫している。ちなみに、リーガの失点数で比較すると、昨シーズンはシーズン29失点、その前は21失点。現在はすでに30失点だ。


ティト・ビラノバ監督は昨夏、ケイタを放出し、CBの補強を希望していた。
しかし、その要員として獲得したソングは、最後尾で不安定なプレーを見せると、2度と起用されなくなった。

さらに、プジョルは有り余る気力で怪我のない日はなく、マスチェラーノは今季初めのスーペルコパで致命的なミスを犯して以来、本来のプレーが影を潜めている。ピケは柱になりきれず、大舞台に十分な体力で臨めていない。

唯一機能しているサイドバックは、ジョルディ・アルバだが、彼にも休みがない。とはいえ、まだ燃料は残っている。それに対して、ダニエウ・アウヴェスの姿は、失点シーンが取られた写真にばかりその姿を見せるだけ。例えば?もっとも最近の例?先週末のクラシコで、モラタに何の不自由もなくクロスを上げられ、ベンゼマの先制点に結びついたシーンがまさにそうだ。
もっとも、攻撃面では1アシストを記録し、次第に調子を上げている。

対照的に、素晴らしいフォームで開幕を告げたアドリアーノは、度重なる筋肉系の怪我で2試合連続して起用することもできないほどだ。

週末のクラシコでロウラ監督代行は、ファブレガスをスタメンで起用しなかった。
さらに途中からピッチに送り出すこともなかった。
それまで左ウイングの位置でプレーしていたイニエスタが、やはり中盤でのプレーを好むため、そうなった。